東洋史概説では隋の大運河についてレポートをまとめた。
大運河に絞った資料が意外となく、そのためいくつもの資料を読んで拾い集めることになったけれど、知らなかった事実を知ることができ、とても有意義だった。
レポートは再提出になり、コメントで「もっと煬帝について触れるように」とあったので、『隋の煬帝』(宮崎市定)を再読した。
最初に読んだ時はとにかく大運河について知りたかったので、さーっと流して読んだのだが、今回、中国史の知識がある程度身に着いた時点で読んでみると非常に面白く、引き込まれて読みふけった。
物語調なところが、柳田国男に似ているなと感じた。