五十歳からの通信大学体験記

法政大学・通信部・日本文学部・史学科・3年次に編入(2020年度後期)

荘園を制する(理解する)もの、中世を制す?:とってもおススメな本『荘園』(伊藤俊一著)

日本中世史のリポート1、なんとか完成しました。(合格するかは不明)

いやはや、疲れた・・・(毎回言ってる)。

 

しかし、疲れた甲斐があり、良い本を読みました。

出版時、かなり話題になりましたよね。

 

荘園って、ホントに難しいです。

まず、せっかく開墾した土地を、なんで寄進するの?? 大丈夫なの??

んで、本家、領家、荘官・・・特に、領家って、何する人ぞ??

 

通史でも荘園って「さらーーーーっ」と流されません??

たぶん、現在の通念とはまったく異なる認識で成り立っていたんだと思います。

職の体系、とか、現代の常識では理解できない。

 

でも異質な世界なりに、こちらの本では言葉の定義が丁寧に説明されているので、目から鱗で理解が進みました。

任用国司とか、擬人郡司とか、通史で突然出てきても、え、なに?突然出てきた??って感じで、ただ言葉を読むだけ。

この『荘園』を読んで、中世への理解が深まりました。

 

他に読んで理解が深まった本。

(本郷恵子先生の本、読んでみたかった)

 

 

(王臣子孫への怒りがすごい笑)

 

古代史での蝦夷の話が繋がって、一人で繋がったーと喜んでました。

効率悪いかもしれませんが、やはり時代順にリポートに取り組むのは、私にとっては有意義です。

 

中世史のリポート2は、たぶん、夏スクが終わってから取り組みます。

 

 

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